こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「もうやめてよぉ〜♡」「えいっ♡」「きゃ〜♡」
沢で繰り広げられていたIちゃんとYくんのラブラブタイム・・・
ただえさえ暑いのに、更に熱くなっちゃってるじゃないの♡
暑くなってくると、沢での遊びもダイナミックに変化してきた。
暑さと水面との距離は比例しているのかしら。
全力で遊んで疲れてきた時間帯というのもあり、Rくんが、草の生い茂る場所で動けなくなって泣いてしまったようだ。
近くにはずんずんもいて、最初はずんずんに助けを求めたのだそう。
でも、そこにIちゃんがやってきてくれた。
確実に助けてくれそうな大人の手を借りたいRくんだったが、ずんずんが「Iちゃんも力あるよ。」と声をかけると、
RくんはIちゃんを頼ったそうだ。
私はここ以降の場面からしか見れなかったけれど、
Iちゃんの顔を見たら、RくんがIちゃんのことを頼った理由がよく分かった。
「私に任せて」というような凛々しい表情をしている。
いつの間にこんなお姉さんになっていたのだろう。
その後、着替えの時にIちゃんがRくんに向かって、
「R、Iちゃんが助けてあげるから、また沢に行こうね!」
と言ったのだった。
助けてあげた場面で終わりではなく、その後も気にかけ続けるIちゃんの優しさに感動してしまった。
高校野球の大会真っ最中のようで、朝から応援やアナウンスの音が響いていた今日。
いつもの道を歩いていたら、お兄さんたちを発見!
大事な試合前だというのに、こまめっ子たちに優しく接してくれて、きゅん♡
大きなお兄さんたちに、子どもたちも興味津々。
「頑張って〜!」とエールを送って別れたのだった。
その後沢で遊んで、お弁当を食べている時SKくんがぽつりと言った。
「お兄さんたち頑張ってるかなあ。頑張れって言ったから頑張ってるかな。」と。
丁度、大会の音が聞こえてきた時だった。
Sくんとお兄さんたちの交流はまだ繋がっていたんだなあ。ちゃんと覚えていたんだ。
そして帰り道、さっきお兄さんたちがいた場所を確認して「もういないねえ。」と言ったYくんとMちゃん。
今日のような出会い一つとっても、子どもたちにとっては全てが新鮮な出来事なのだろう。
点と点が繋がって、線になる経験を一つしたのだ。
テニスをしていても、「点で打つ」のではなくて、「線で打つ」と、よく言われる。
切り取った場面だけを見たら、点で打っていても上手に見えることもあるが、線で打っている人はいつだって安定している。
子どもたちを見るときもそうだ。
ある一場面だけを切り取って見ても子どもたちの心の動きはわからないが、その前後に注目することで見えてくるものがある。
一つ一つは「点」の出来事でも、それを何個も経験すると、「線」になる。
たくさんの「点」を経験していき、それを紡いで「線」を増やしていく子どもたち。
こうやって子どもたちは日々学んでいるのだなあ。
今日出会った掛西のお兄さんたちはあの後試合に勝って、準決勝進出だそうです。
おめでとう✨
こまめっ子の応援も力になったかな?
今日も素敵な時間をありがとう。
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