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長い棒

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





「おでん作ってまーす!食べにきてくださーい!」


と言われるので見に行くと、何やら怪しい集団だった。笑


それでもみんな真剣そのもの。


遊びにのめり込めるって素晴らしいね。

後ろの煙が湯気にも見えてきて、だんだんおでんに見えてくる・・・。


寒い日のおでんはいいよねえ。





今日は寒いし、ガンガン焚き火するぞー!というスタッフに付き合って働く子どもたち。


大きい木材を運ぶ姿がなかなか様になっている。


バランスを取りながら、周りに当たらないようにしながら、これだけでも頭を使う作業だ。




こちらは、焚き火用ではなくて遊ぶために運んでいた2人。


ちょうどその時に、散歩で通りかかった近所の方がいて、


「おお長いね〜危ないよ〜」と子どもたちに話しかけてくれた。


すると、Zくんが「大丈夫、広いところでやればいいよ!」と答えた。


確かに、普段のこの子たちの遊び方や物の扱い方を知らない人からしたら、こんなに小さい子たちがこんなにも長い棒を持っていたら危ないと思うことは当然だろう。


でも、日頃から「危ないから使えない」ではなくて、「どうしたら安全に使えるか」を考えているから、自分たちで扱うことができるんだよね。


3歳でも、安全に配慮して遊ぶことができるんだなあ。





長い棒は運ぶのも一苦労💦


引っ張っていたら柱に引っかかって進めなくなってしまったSくん、試行錯誤して自分の立ち位置を変えたり押してみたりしながら運んでいた。


危険もあるが、それ以上に子どもたちの頭を使ういい機会を与えてくれているなあと思う。





さっきHくんとZくんが運んでいた木材たちは、組み合わさってこんな姿に変身していた。


工事現場だったり、ショベルカーだったり。夢が広がるねえ。



実はこの後に車がきてしまったため、私が咄嗟に避けて壊してしまったのだが、


子どもたちは全く怒らずに、またすぐに元の形に戻して、さらに工夫を重ねて遊び始めたのだった。


怒らない心の広さには今日も驚いた。


決まった遊び方や形がなくて、自由な発想で遊んでいるからこそ、壊れてもまた創り出すことを楽しめることができるのだろうか。


子どもたちの頭の中を覗いてみたい。


自由な遊びは、コミュニケーションも活発にしてくれるようで


「もう一回やろうよ!もう一回!」


「これも使っていいよ」


「次はどんぐりころころやろうよ!」


など、会話もたくさんしながら遊んでいた子どもたちだった。



今日たくさん遊んでいた木に限らず、自然には自由な遊び方ができるものがたくさんある


自由に遊ぶということは、創意工夫する力が養われる。


コミュニケーション力も育まれる。


いいこと尽くしじゃないですか!



寒くてもどうしたら外で楽しく遊べるか、


そこも工夫して、冬を乗り越えるぞー♪



今日も素敵な時間をありがとう。


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