こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです🌱。
毎回書いているここでの 小噺、
今年度で終わりにしようかな
と考えている
こまめCEO(言いたいだけ)こと、ずんずんです🌱。

完全に
のぞき見ショットです(笑)。
ふたりの 柔和な顔があらわれ
とっても うれしい。
朝 子どもたちが 親御さんたちとわかれるじかん。

小屋に入っていた
今日で 最後のこまめのFくん。
「行ってきまーす!」と
元気な顔で 母を見送る。
ずいぶんとたくましくなったもんだ。
入隊時は 「ママいい~!!」
と 毎回泣いていたのにね😊。

入隊時に限らず
親御さんと離れるときは
なかなか 心が動かないときもあり
泣きじゃくったり 大声出して叫んだり
地団駄踏んだり。
今日は 激しく泣いていたKくん。
心が 定まらない様子。
そしてそれを見ていた Sくん。
最近は 友だちの泣く様子を見て
まねして 泣くしぐさをしていたが
今日は 涙まででてるじゃないか。
自分のさみしさも のっかっていたかもしれないが
友だちの気持ちを
ここまで 共感しているんだなぁと
わたしは感じた。

だから Kくんの目や心になって
いっしょのものを見て 感じていたのだと思う。
いつもなら
親御さんと離れたら
次の一歩を 踏み出すきっかけになるよう
あたしが顔を出すのだが
今日は やめた。

行くのを やめて
小屋の中で 待っていることにした、
のぞきながら(笑)。
だって きっと このふたりは
自分の力で 小屋に入ってくると思ったから。
しばし見ていると
Kくん母が 戻ってきた。
そこで ふたりで話をしている。
泣き始めてから 15分くらいは経っていた。
でも 待った。
そしたら Kくんの顔が どんどん明るく
そしてやわらかくなっていき
最後には 笑顔になったのが見えた。
子どもに無理強いさせずに
じっくりと話を聴くスタイルに
泣けちゃったなぁ。
Kくんが 小屋に入ってくると
子どもたちは おだやかに言った。

「おはよう~。」
なんという しぜんな流れ。
そうか、この子たちには
どんなことが起きようとも
それを受け入れているから
しぜんなんだなぁ。
こちらのことを優先したら
それは とたんに
不自然になる。

しぜんと 泥とたわむれる。

しぜんと 棒をもつ。

しぜんと 水へ入る。

しぜんと 助け合う。

しぜんと 触れ合う。
こうやって書いてみれば
やっぱり
子どもたちの 生活の延長線上に
しぜんと流れる じかんは
確実にあるわけで
何も 特別なものはないんだなと気づく。
しぜんに 受け入れること。
これってけっこう 難しいな。
いや 自分で 難しくさせてるんだな。
人生は きっと もっと
シンプルだ。

しぜんと こける。
Sくん 今日 こまめ最後の日。
有終の美!(笑)
卒こま式まで
あと 2日。
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