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両サイド

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」


を引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


こまめフィールドでとった「四方竹」 の


たきこみごはんがおいしすぎて


お代わりが とまりません。

水もしたたる いい男 コンテスト!?


水たまりで集まってるな と思ったら


おもむろに 今日の 意気込みを 全身でアピールしだした


男子たち(笑)。

審査員は はなちゃん。


ダメだし 喰らってるのですか?(笑)

今日は 朝から雨。


けっこう降ってたけど


朝の会が終わって 出かけるときになったら


やみ始めた。


ザックカバーもとって


蒸し暑いから かっぱも脱いでしまっちゃおうか!

子どもたちは どんどん しまい始める。


できないときは


声があがる。


「手伝って~!」


「これどうやってやるの?」

あたしたちスタッフが


声を掛けられることが多いけど


その声を拾った 子たちが


「それできるよ!やってあげる。」


などと 動くことも少なくない。


それでも 


「自分でやる!」と


最後まで あきらめずに やり通す子たちもいる。


そんなとき


きまって 口元は きゅっと結ばれている。


真剣 集中 熱中


本気になると 力がはいる。


やろうとする 意志が強く感じられる。


全員の 支度が終わり


さぁ 出発!と


時計を見ると もう10時前。


準備に 30分はかかっている。


でも 誰もが 真剣に


自分と なかまに向き合っているから


そんなに 時間が経っているという感覚がないのだろう、


誰一人


「まだー!!??」とか


「遅いーーー!!」とか


言う子は いない。

今朝は かなり雨が降っていたので


同じ敷地内でも


いつもとは 違う集合場所、


いつもとは 違う活動場所になる。


雨男のHSくん((笑))は


かなり このコースを経験しているので


もう慣れっこだが


晴れ男HKくんは 今日が初めての 場所。


自分の後ろにいたHKくんに気づいた HSくん。

「あっち行くんだよ。」


とでも言うように


HKくんの腕や背中を押して 促す。


それを何度も 繰り返す。

「Hくんだよ。」と伝えると


つたないことばで


「Hくーん。」と 目を見て伝えていた。


まだ ことばを獲得途中の 2歳さんたちは


行動や 表情で


気持ちを表す。


でもそれは ことば以上に


相手に 伝わっているのかもしれない。

みんなで 合流して 「ぐるっとコース」へ。


大きな競技場の周りを


遊びながら歩いていき


着替え・昼食場所の


コンコース(競技場の屋内廊下)を目指す。


今日は 大きい人たち(4・5歳)が多いので


どんどんと 先へ行ってしまう。


カーブへさしかかったとき


あー見えなくなるなぁと 内心 思った、


そのとき(笑)。


彼らは 止まった。


「おーい!見えるー!?ここだよー!」


なんて言いながら。


そういえば朝


Aちゃんが 「カーブのとこ行ったら見えなくなる。」


と言っていた。


ちゃんと それを理解して


カーブで 止まったんだ。

(てか そこで止まる意識があることが すばらしすぎ)

思いっきり 雨や 大きな水たまりを


味わった(笑)、いや 楽しんだあとは


身体も 冷えたので


コンコースへ向かう。

コンコースは


競技場の 管理事務所へ行って


借りるお願いをする。


子どもたちは 最近では慣れてきて


今日は 子どもたちだけで 伝えてくることができた。


「こんにちは、こまめです!

 廊下(コンコース)を貸してください。」


快く承諾をいただくと


Tくんが 言った。


「廊下 貸してくれてありがとう!」


自分の言葉で さらっとでた お礼だった。


すてきだなぁ。


その後 そばに置いてあった ハロウィンの顔はめボードで


少し 遊ばせてもらったが


後ろを見て びっくりした。

な、並んでる!!


えらすぎ!!

Aちゃんは 背が届かないHくんを


抱っこしてあげていた。


そんなことが


裏側で 繰り広げられていた。


あたしたちは そういう側(サイド)を


知らないといけないな、と思った。

振り返り時 Kくんが言った。


「Sくんに 『負け』って言われたのが 楽しかったです。」


ん???


楽しかったような顔しておらんぞ??


「『負け』って言われて モヤモヤしてる?すっきりしてる?」


と聞くと


「モヤモヤしてる(いやだった)。」と。


モヤモヤしてるまま 帰すわけにはいかない。


こまめでは


「モヤモヤしてる?すっきりしてる?」


をよく 問うている。


お話ができる子たちには 抱えてる思いを


出してもらいたい。


助けになりたい。


聞いてみると


Sくんが 遊びの中で 「Kは 『負けだよ』。」と


言ったらしく それがいやだったそうだ。


それを Sくんに聞くと


「Kだって 負けって言ってた。」


「言った!」「言わない!」


それをふたりで 何度か繰り返していた。


が Sくんが ふいに


「もう 言わないよ。。」と切り出した。


すると Kくんが 安心したように


にっこりと して 顔ががらっと変わった。

もう一度 聞いてみる。


「モヤモヤしてる?すっきりしてる?」


「すっきりしてる!」


よかった。


でも だいじなのは そのときに思ったことを


そのときに 伝える、ということ。


難しいけどね、ちょっと立ち止まるけどね、


おとなでも あるけどね。


でもそのために 振り返りの時間がある。


思いを 出してくれて ありがとう。


子どもたちの 行動や 表情を見たり


ことばを聴いたりして 思うのは


そこに隠されている


本当の 理由はなにか


を 見つけることだなって。


表面に隠されていることや 気持ち。


こころの奥底を 見てみたい。


やっぱり その興味は


尽きないです🌱。






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