こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
寒かろうが、雨が降ろうが、子どもたちには関係なし。
大好物の水溜りがあれば、いくらでも遊べてしまう子どもたち、いいなあ。
すっかり色づいたメタセコイアの木が美しい。
愛鷹での活動もあと少し。
今日のAちゃんはいつにも増してアグレッシブに動いていた。
冷たい雨も、両手を広げて丸ごと全て受け止めて。
どんな状況でも変わらず遊べてしまう元気な子どもたちのパワーはすごいなぁ。
子どもたちのパワーは朝からみなぎっていた。
今日も「子どもたちだけで!」というTくんの声で始まった「まあるくなあれ」
輪の外から見ていると、みんなこんなに歌っていたのか!と驚いた。
先輩たちに負けないRくんの声が響き、MSくんも一緒に口を動かしているではないか。
みんなが「いー」の顔をしていることがそれを物語っている😄
集合場所のあずまやから、大きな屋根を目指していざ出発!
斜面を登る集団の先頭は、なんとRくんだった。
滑って転んでいる子もいる中で、すいすいと登る背中がとっても大きく見えたなあ。
転んでしまったAちゃんは、冷静に「あっちから行く〜」と道を変えた。
かつてこの道で苦しんでいたAちゃんも、もうすっかりベテランだ。
自分でどうすればいいか考えて、行動できるんだ。
転んでしまった仲間を上から見守る仲間たちの目線も優しい。
すぐには助けに行かずにまずは様子を見ている。
物理的な距離はあっても、心の距離は近いのね。
先に登ってしまった子どもたちはどんどん進んでしまうのではなくて、全員が集まるまで待つということを当たり前にしている。
2歳から5歳の発達も経験もバラバラな集団が、急加速で一つにまとまっていくのを感じる今日この頃。
雨の中で遊び、体がかなり冷えたので部屋を借りた。
みんなよりも先に部屋に入ったこのお二人さん。
急いで荷物を置いたかと思えば、「よし、やるよ!」と言ってまた走り出した。
着替えとお弁当のスペースを作るために、机椅子を後ろに下げるために動いていたのだ。
部屋に入ってから私は一言も話していないにも関わらず、2人が動き出して、さらに後からきた子たちも次々と加わっていった。
みんなが机に手をかける中、Hくんは椅子を運び始めた。
今の状況を見て、何が必要か考えて行動できるのが素晴らしい。
そんな先輩たちの姿を見て、Yちゃんは「Yもやりたい!」と言って目を輝かせていた。
ここにはやらされている子は誰もいないのだ。
みんなが自分の意思で動いているんだ。
大きい子たちでさっさとやってしまえば早いものを、Aちゃんは上手にみんなを巻き込んでいた。
「Yもおいで」と、Yちゃんのやりたい気持ちにも目を向けて声をかけてくれて
「Tもやりたい?」と目線を合わせて。
Aちゃんはみんなの心が見えているんだなあ。
ついに、10個ほどあった長机を全て子どもたちだけの力で動かしてしまった。
完全に子どもたちだけの手でやるのを私は初めて見たので驚いた。
やっぱり子どもたちだけでできた!!
「あ、これは子どもたちだけでやれそうだな」と思ったとき、
ずんずんが同じことを言っていたので、嬉しくなった出来事だった。
子どもたちの表情や雰囲気から伝わるものを読み、同じ目線で子どもたちを見守ることができるって心地いいなぁ。
帰りの「さよならあんころもち」も、またまた子どもたちだけでやることになった。
もう、任せた!!
3回繰り返して終わるところを、2回や4回言ってしまうことが続いていたが、今日はしっかり3回。
実は、朝もバッチリ3回で揃ったのだ。
子どもたちに任せてみると、難しかったことでもどんどんできるようになっていくのを目の当たりにしているここ数日。
指示しすぎていることはないか?
手をかけすぎていることはないか?
見直すきっかけを、また子どもたちが与えてくれた。
子どもたちも、私たちも、まだまだやれる!
今日も素敵な時間をありがとう。
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