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手の表情

こんばんは。


子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を


引き出すサポートをする


元小学校教員の ずんずんです😊。


手袋がないない!と 探しているときに


靴の中が もぞもぞすることに気づき


脱いだら ありました。


こまめたちが あたしのひとり騒動を冷静に見ていました。


劇団ひとりと 呼んでください(笑)。

パラパラと 舞い落ちてくる くぬぎの葉っぱに


思わず手を 差し出すHくん。


そっと 受け止めようとしていることも


この手の出し方から


伝わってくる。


その同じ手は


今朝 両親と離れるときにも


伸ばされていた。

それは 「行かないで~ 待って~。」


の手。


同じ手でも 表現は いろいろあるなぁ。


でもHくん 小屋のここで止まり


両親を 追いかけることはしない。


わかっている。


わかっているから さみしいんだね。


理解 というものは


人を 立ち止まらせたり 進ませたりする。

朝の会が終わり 外でのあいさつ。


「子どもたちだけで(あいさつする)!」も


もう日課となった。


でも 始まらないんだな、これが。


それも 日課となった(笑)。


しばらく見ていると


最年少 2歳2か月のYくんが


うんうん言いながら


竹筒をもって Hくんに渡そうとしている。

え これって・・・。


はなちゃんと 顔を見合わせる。


まぁるくなれ のあいさつのつもりで


つながろうとしている??


なんでも ポジティブに考えがちな(笑)


あたしたちの 考えすぎ??


Hくんは 

いきなり うんうんと猛烈にやってくる Yくんの圧に押され(笑)


拒否してしまったのだが


前後関係を見ると


それは あながち間違いじゃないような気がした。

他の子たちはというと


あいさつのことは すっかり忘れて


焚火の準備にとりかかり


重いふたを 自分で開けられたことに


いえぇぇいいい!!と


歓声があがっていたけど


いやいやいや、待て待て


ちがう そうじゃない(笑)。


あーいーさーつーー!!!


と言いたいのを ぐっとこらえる スタッフ陣。


15分ほど 2歳から4歳の間で


繰り広げられる様子を 見ていたが


あまりに 気づかないので


「今は まだ遊びはできないよ。

 だって 始まっていないから。」


と言うと


ハッとした顔をした Kくん。

「子どもたちだけでやる!」


と 先陣切っていた Kくんだ。


すぐに 周りのことに惑わされ


取り込まれてしまう。


まぁまぁ それが 幼児という人たちでしょう(笑)。


目先のことが 楽しい!は


わかるよ。


でも やりかけたことは 最後までやりきろう。


ひとつ終わったら


次のこと だよ。

昨日の振り返りで


「焚き火 やりたかった。」


と ぽつり言ったKくん。


今日は どうするんだろうと思っていたら


やはり開口一番 「焚き火やりたい!」と。


その想いが先立ってしまって


あいさつのことは スキップしてしまったんだね。


さて 今日は 焚火にいきついたでしょうか!?(笑)


Kくんの バケツを握る手は


しっかりと。

Hくんは 両手で

Sちゃんは そっとつかんで。


人は 手をグーにして


夢や しあわせをつかんで


生まれてくる


とは よく言われていることだけど


すぐにパーにしてしまうから


それらが どっかいっちゃう、


とも聞いたことがある。


でも あきらめずに


手をいっぱい動かして


いろんなものを またつかみに行っているんだなぁ。

そんな毎日の こまめの活動も


今年も残すところ あと一日!


今日は どんなことや どんなものを


つかんだんだろう。


振り返りで Hくんが行った。


「遊んで 遊んで 遊んで 遊んで


 ぜーーーーんぶ 楽しかった!!」


わ 泣いちゃうやつ。


スタッフ冥利に尽きます!!

最後は


とりまとめてくれて ありがとう、Kくん!!

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