こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
ラジオで 「掛川駅から菊川駅」
と聴こえてきて 早口言葉みたいと思いました。
カ行が いっぱい✨。
みんな片足立ち?
みんなキックの練習?
さぁ これは なんのポーズでしょう??
月に一度の 避難訓練で目にする
避難場所のマーク。
正解は このポーズ!
4月から毎月やっていて 今日で10回目!
なかなか うまくなってきたね(笑)。
地震が来たら どうする??
はなちゃんが 丁寧に説明してくれる。
聞いている子どもたちの顔は 真剣かつ神妙。
愛鷹でやっていたときとは違う
かもしか小屋での 避難地は
初めて行く子がほとんど。
避難地の写真を見ると
「木があるじゃん!倒れたら危ない。」
とすぐに 気づいたSくん。
それだけ 防災意識が高い。
でもよく見てね、
この写真の どこに逃げたら安全なの?
なにもないところ!
どうして?
だって なにも倒れてこないから。
子どもたちに説明をするときに
どうしてだと思う?
と 聞くこまめスタッフの習慣がある。
そこで 子どもたちは 考える。
子どもたちは うんうん考えて
自分の考えを 導き出す。
だから なんともないコミュニケーションの中に
「だってさ」
がある。
それは 理由を説明するときにつかうことば。
自分の考えを もっているという証拠。
子どもたちは 他に操られない
自分の こころと 考えを もっている。
訓練の意味を 理解・確認できたところで
ロープを持って 出かけよう。
ん??
あれれ??
みんな 後ろを振り返ってる。
どうしたのか。
それは
Sくんが なかなか ロープの輪の中に 入らないから。
なぜなら この場所で
初めての 避難訓練。
いつもと違うことに 敏感なお年頃。
泣いて泣いて その場をがんとして動かず。
でも ロープの列が 少しずつ動き出すと
Sくんの 心も
少しずつ 動き出す。
ちょっとずつ 近くに寄りだすと
そのタイミングを 逃さず
さっと ロープをあけてくれる なかまたち。
ここに ことばはなかった。
「どうぞ。」「入んなよ。」
という気持ちが 伝わる。
それでも かたくなに ロープには入らず。
少しずつ 歩いていけば
来るかなぁ。
はなちゃんと相談しながら ゆっくりと歩く。
子どもたちの 足取りもなんだか重い。
何度も何度も 遠くなっていくSくんを 振り返る。
きっと 想いは いっしょなんだろうなぁ。
Sくんは 少し歩いてみたり
戻ったりしていた。
Sくんも 葛藤している。
そんな姿を見兼ねて
休憩しようか、と言ったタイミングで
「行ってくる!」
と SYくんが 水も飲まず Sくんのもとへ 駆けて行った。
Hくんも 続いた。
SYくんが Sくんに なにか話している。
その背中から 気持ちが伝わってくる。
少し話しただけで
3人いっしょに 戻ってきた。
見ていた Fくんは
「Fも!」
と言って Sくんを迎えていた。
Tくんも 「よかったよ~、心配してたんだよ。」とか
Rくんは 「Rが 守る!」とか
たのもしいことばを かけてくれたいた。
実際にお迎えに行く子もいれば
その様子をじっと見ていて 声をかける子もいて
子どもたちそれぞれの 距離感で
相手を想っているんだなぁと 感じた。
今日は 林道・車道を 通ってみた。
災害によっては
いろんな場所が封鎖される。
すでに ヤバい(笑) この道も
子どもたち自らが それに気づき
「あの木が倒れてくるかもしれないね。」
と 確認しあっていた。
無意味に歩いているんじゃなく
防災訓練をしているんだ、という認識で歩いている。
これは 2歳~5歳までが していること。
改めてすごいと 思う。
もうすぐ 避難場所へ到着
というくらいの距離のときに
Sくんを 背からおろしてみた。
すると なかまの様子を見ながら
場外ではあったが(笑)
すたすたと歩き始めた。
朝から すごい進歩じゃないか!!
帰り道は 知った道に出ると
自分から ぐいぐいと
あたしの手を引っ張って
歩くではないか!
やっぱりこれは なかまの効果が大きい。
いつでも そばにいてくれるなかま。
決して 見捨てないなかまが いる。
こんな 安心感のあるなかまのもとは
もう離れられないね✨。
そりゃ 進歩しますわ!!
エネルギーをたくさんもらっているね。
助けてくれたなかまも
昔 たくさんのなかまに
助けられたんだよ。
めぐりめぐるね。
お互いに
よい循環を おこそうではないか🌱。
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