こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
たまたま目にした記事に「仏眼相」ある人は強運、
というのがありました。
親指の 関節に 眼の形をした手相だそうです。
あたし両指に ありました。
最強です👍。(単純)

今日は あったかかったなぁ。
気温があがると 子どもたちは 走る。
これ 絶対!
動きが 変わる。
おてんとさんは 有機体にとって 必要不可欠です🌞。

気持ちよさそうに
走り回る 最年長Aちゃん。
でも 口をぐっと つむぐ場面
今日はあった。
Hくんとのこと。
実は 長いこと
ずっと Hくんに あたりが強かった。
でも いっしょに遊ぶときもある。
日によっても 変わる。
そんな 不安定なところを
子どもたちは毎回
行ったり来たりしている。
その状況を ずっと見続けてきた。
だけど 今日 Hくんから わたしに訴えがあった。
「もー ずんずん Aちゃんに お話ししてきて!
ずんずんが聞けば 楽しくなるからー。」
楽しくなる、とは みんなでいっしょに遊べるから
というニュアンスだった。
そして こんな訴えをHくんが してくるのは珍しい。
もう参ったよ、お手上げだよ
という 感じで言ってきたのがわかった。
なにが あったか。

そのときは 山の斜面のぼりをしたかった Hくん。
先にいた AちゃんやKくんを見て
そこへ向かって 登っていったら
「Hはだめ!」と一蹴されてしまったようだ。
「Hも登りたい!」と 言ったそうだが
2人そろって 「だめ!」の一点張り。
それで しょげて わたしに訴えにきたという経緯。
もう こんな状況が 長く続いている。
その都度 見守り続け
必要なときには サポートしてきたわたしたちだが
「今日は じっくり聴こう。」
そう決めた。
Aちゃんが いやだった、だめな理由。
「入っていい?」という 断りがなかった。
これはいっしょにいた Kくんも
毎回しているのか聞くと
していない、と正直に答えた。
その理由として
いつもいっしょに遊んでいるから(互いがわかっているから)だそう。
あとから来たSくんも しているのか聞くと
していないと。
じゃぁ 他の子は すっと入れて
Hくんが 毎回断りを入れなくてはいけないのは
どうしてなのかを 突っ込んで聞いた。
答えにつまる Aちゃん。
「Aは Hのことで なにかいやなことあるの?」
「うん、ある。」
そこでは はっきりと 答えた。
毎回遊んでいると いきなり物をとったり投げたり壊したり。
不快な思いにされることが
多いから いやだったと。
共感しつつも
Hくんも そのとき
何か理由があったかもしれないね、
聞いてみた?
と 伝えてみた。
首を振る Aちゃん。
子どもたちは 圧倒的に ことばが足りない。
まだ 自分の感情を整理して
ことばかけをするのは 高度なことも承知している。
でも 伝えて伝えて 伝えていかなければ
解決しないんだ。
ちょっと怖かったけど
勇気を出して 問うてみた。
「Hくんは こまめのなかまじゃない?」
すかさず Kくんが言った。

「なかまだよ!!」
興奮したように続けた。
「KくんはHのこと好きだよ。Kくんだって いっしょに遊びたいよ。
でもHが勝手になにかとったり壊したりするのはいやなんだよ。
でもKくんもいじわるしちゃったことあるから、気をつける。」
と Kくんの想いをばーーっと 話してくれた。
いつも Aちゃんにひっついていって
奥さんのお尻に敷かれているような
立ち位置にいるKくんが
ここまで 自分の考えをもって
伝えられることに
びっくりしたと同時に
たのもしく 見えた。
いじわるをすれば いじわるが返ってくる。
だいじにすれば だいじにされる。

そのあと Aちゃんは
ふいっと いなくなったHくんのところへ
走って行った。
「H おいでー!いっしょに遊ぼ!」
わたしは このことについて
介入したが
わたしに いいところを見せつけている感じの
行動ではなかった。
自分で考えて 起こした行動。
Hくんも ことばが足りない部分、
眠くなって 荒らぶれてしまうところもあるから
どちらかが 悪いわけではなく
どちらも考え直すところがあって
じゃぁそこをどうしていくか、
ということの方が だいじだと思う。
4,5歳にもなると
だんだんと複雑な考え方ができるようになったり
知恵もついたりしてきて
ことばで ごまかせることも増えてくる。
でも こころは ごまかせない。
今回の件に関しては
見事に全員が 4,5歳だった。
こまめ歴の長い付き合いの4人である。
お互いが成長する中で
全部がうまくいかないし
いやな感情もでてくることは 理解できる。
でも 解決策は
「やめる」
「とめる」
「なくす」
とかでは マイナスの働きになってしまう。
ここは プラスの
建設的な考えで 乗り越えたい。
だからこそ
あたしたちも本気で考える。
今まで
自分がされたことばかり言ってきた
子どもたち。
今日は
今までの自分を振り返って
してしまったことを
正直に伝えられたことに驚いた。
そこに
すごく成長を感じた。
わたしはよく
「なかま」ということばを使うが
ここでは いっしょのものに
向かって行くように見えるので
「友だち」より
「なかま」と言う方が
しっくりくる。
こまめたちが
めざすものは
なんですか🌱。
なかまたちと過ごすじかんは
あと 12日。

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