こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
今日は(も?)月に一度の避難訓練。
毎月1日と15日は、災害用伝言ダイヤル(171)の体験利用ができる日。
大人も子どもも、何事も練習あるのみだ。
沢からの登り道、命のロープを離す事なく、黙々と歩く2歳と3歳。笑
避難訓練も大事だけど、暑いこの季節だから沢でも遊ばせてあげたい。
でも。沢にいる時に地震が起こらないとは限らない。
という事で、今日は沢からの避難バージョン。
上の写真はなんと、沢遊びした後の出来事なのだ。
黙々と歩いているのは、疲れもあっただろう。
それもそのはず。
これだけはしゃいでいたのだから。
3歳の子たちの遊び方が激しすぎて、私のカメラ技術では追いつかない。笑
朝の会の後に、避難訓練の話をした。
いつもならこの流れで、避難場所まで歩く練習をするが、今日は「沢に行った後に、広場まで避難するよ。」と話をしたのだ。
集合場所の畑から、沢に行って遊んで、着替えもして、そこから広場まで移動。
さらに、お弁当を食べるために、下のあずまやまで移動。
公園内を知っている人ならお分かりいただけるであろうか。かなりの距離と、アップダウンだ。
それに、いつもの流れとは全然違うはずなのに、子どもたちは話をよく聴いて、最後までやり切ることができた。
やっぱり、子どもたちの力はすごい。
「できないかもしれないから、まだやめておこう。」と、大人が子どもを信じて行動を起こさなければ、ずっと分からないことだ。
子どもたちを見ていると、自分のことは自分でやろうと頑張り、
仲間のために、と行動する子に溢れている。
「こんなこともできるんだ」を教えてくれるのはいつも子どもたちなんだなあ。
今日は、HEくんがHKくんを助ける場面に何度も遭遇した。
HKくんはHEくんにすっかり信頼を寄せていて、助けを求めている。
すごいのは、HEくんは毎回言葉をかけながら助けているところだ。
帰りには「ほら、ママのところ帰るよ。」と。HEくんは「お母さん」と呼ぶはずなのにHKくんに合わせたのか「ママ」という言葉を使って。
「自分でできるよ」
「やればできる」
そんな言葉もかけながら関わってくれたのだ。
やればできる子どもたち。
子どもたち同士は、お互いに「できるよ」と信じ合っている。
大人も「必ずできる」と信じて見守る事が大事だなあ。
今日も素敵な時間をありがとう。
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