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やればやるだけ

こんばんは。


「観察する」を大事に。


元特別支援学校教員、スタッフのはなです。





火曜日にこまめデビューをしたSくん。


今日で4回目のこまめ。ということは・・・デビューから4日連続やり切った!!


ある意味慣らし保育だよねとスタッフ間で話していたけれど、よく考えたらストイックな慣らし保育だこと!笑


でも、やれちゃった!



2日目から毎日両手に持っていたのが薪と木の枝。このセットを持ってからSくんの1日が始まる。


4日目にして余裕の表情に見えるけれど、毎回このセットを持つことがお守りのような存在になっていたのかもと思うと、彼なりに一生懸命慣れようとしていたことが伝わってくる。



ジャンプもたくさんするし、




楽しそうな所へは、とにかく走る!



みんながやっていることと同じことをしてみたい!その一心でどんどん吸収していくその姿を見ると、「まだ小さいから難しいかな」とストップをかけてしまうことがどれだけ勿体無いことなのかを思い知らさせる。




Fくんが泣いていると、Sくんが近寄って行った。


そしてSくんは棒でツンツン(ブスブス)とFくんを刺した。笑



別の場面でもあったので、痛いことはやってはいけない、と伝えた上でSくんがどうしたかったのかを聞いてみた。


だが、それはうまく言葉にできなかったようだが・・・





Sくんはその後もとにかく、Fくんが泣いていると近くにいた。


Fくんがお水を飲み終えると、「飲めた?」と優しく声をかけていたのだ。



そこで、SくんはFくんのことを気にかけてくれていたのだと思った。


まだ想いの全てを上手に言葉で言い表せない分、子どもたちはこちらが思ってもみない方法で表してくることがあるのだと、こまめスタッフをして知った。


だから、そんな言葉に代わる態度や表情が見られた時、すごく嬉しい。


そこに気づいて想いを汲み取って代弁できるかというのは、難しいし多くを見逃してしまっているのかもしれないが、そこが面白さでもあるのだなあ。




振り返りの時間、Sくんは「あっちで、遊んだ!」と自分から発表をした。(昨日もその片鱗を見せてはいたが、今日はさらにはっきりと口にしたのだ!)

その時のスタッフの驚いた顔がすごい。


両サイドから撮っていた。笑


写真を見るまで、こんな顔していたとは気づかなかったなあ。




さらに、上手に言えたね、と言わんばかりに隣にいた2歳のYくんがSくんの頭を撫でてもう一騒ぎ。



そして、その後にFくんもみんなと同じように、遊んだ場所を指差して自分の想いを口にしたのだ。


さらに驚くことに、「まだ言ってない人の中で、誰か言える?」というずんずんの問いかけに「はい!」と返事をして立ち上がったのがFくんだったのだ。

今日もたくさん泣いていたが、楽しかった?の問いかけにも「うん」とはっきりと意思をもって答えるFくんは、もう立派に自立の道を歩んでいる。


2歳(Fくんに関してはまだ2歳前)でもこれだけできる、というのは日々の活動を通して

感じているけれど、目の当たりにするたびに驚き、喜び、感動してしまう。




やればやるだけ、子どもたちはできる。


1人の人として、仲間として、子どもたちから力をもらっていることに感謝だなあ。





今日も素敵な時間をありがとう。

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