こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」をサポートする
元小学校教員の ずんずんです😊。
ラジオで 「ラッキーフードは かつ丼です!」
とか言ってました。
なんだそれ。
子どもは いつだって 全力だ!!
大きな声を出すことで
力が でることがある。
それって 腹の底から
自分のパワーを使うからじゃないだろか。
昨日 年中のDくんも
「こまめは 大きな声を出せるから好き。」
と 言っていたように
想いの丈を 出せるって
気持ちがいいよね。
おとなも同じ。
よく わかるよ✨。
友が困っているとき
どうしたらいいか 考える子どもたち。
なにができるか。
今日は Kくんが はじめに動いた。
続いて TくんにIちゃん。はじめひとりで Sくんを立たせようと
脇をもって 持ち上げようとしたが
ザックと 自分で立つ気力が少しばかりのSくんの体重は
すごく重く感じる。
「ひとりじゃできないよー。でもお兄さんちがいれば
できるかも!そうだ、H呼んでくる!」
いつも 人助けを颯爽とする Hくんの呼び出しだ。
KくんとHくんは 今日のこまめの最年長。
それもあってか お兄さんち二人いれば、と思ったのだろう。
だが 今回は 乗り気じゃなかったらしく
連れてきたが すぐに行ってしまった。
その後また Kくんがひとりで奮闘していると
年下のTくんが 来た。
その様子を見て Iちゃんも加わった。
3人での 力を合わせる様子は
とても力強い。
助けたいという想いが 伝わってくる。
そんな光景を見ていたら
「声かけて!こころあわせて!」
と思わずいっていた わたし。
すると Iちゃんが
「よーいしょ!よーいしょ!」
と力強い声をかけ始めた。
それに合わせてふたりも。
すると 立てたのだ。
やっぱり 力が集まるとすごい!
その後また 同じ姿勢で へなってしまったSくん。
気づくと さっきと同じメンバーがいた。
もちろん 息を合わせて また立たせてあげることができた。
実は ここに もう一人のメンバーがいることに
お気づきだろうか。
左端の ピンク帽子の Aちゃんだ。
もうひとつ前の写真(場面)のときにも いた。
なにかするわけではないが
なかまの様子を 見ている。
そして Sくんを心配しているのだと思った。
人を観察していると
「してほしそうなこと」
「言いたそうなこと」
などが よくわかる。
それは 子どもたちにとっても
同じこと。
それをすぐに 察知して 行動に移す。
こまめの子たちを見ていると
その救いの手のタイミングが
まぁ なんとも絶妙なのだ。
年少、年中さんくらいになると
もうベテランスタッフみたいだ(笑)。
「この子は ここまでできる。」
というラインを 長年のかかわりで
わかっているから ある程度まで
手や口を 出さない。
大変そうだなと 思った時に
手を差し出しにいく。
すごいことだなぁと 感心する。
それは 「よく見ている」ことにも よる。
みんなで 沢まで下りてきて
早い子はもう 沢へ入っている。
そんなときに Hくんはまだ
坂の途中にいた。
ここは 砂利が大きくて
それが ころころと足の裏で転がり
よく滑ってしまう場所。
それを知っているからか
Hくんは 靴が脱げてしまったことをきっかけに
泣いて泣いて
「おとなーーー!!ここにきてーー!!」
と言わんばかりの 訴える泣き方をしている。
でも Hくんは 自分で立てるし
歩けることも 知っている。
ただ 転んだのが不快で
誰かに その想いを知ってほしくて 大声をあげたのだろう。
そのとき 一部始終を
近くで見ていたはなちゃんは
また戻って 助けにはいかなかった。
上記のような理由で いかなかったと
あたしは沢から見ていて思ったので
あたしも もちろん行かなかった。
はなちゃんは 覚悟を決めたのだと思った。
「Hは できる!」
と思い Hくんからの 一歩を待ったのだと思った。
これは 無視とはちがう。
少しずつ 牛歩のように
歩みをすすめた Hくん。
時間は かかった。
でも 全部全部 自分のちからで歩き切った。
大変だったと 思う。
よくやったと 思う。
でも それは
はなちゃんが Hくんのちからを
信じて待ったからこその 成果だと思う。
子どもたちは 見ている。
見ているから わかるんだ。
今日のような はなちゃんのサポートを見て
自分にも おとしこんでいく。
行動する姿は
お手本だ。
「言っていることじゃなく やっていることを見る」
ということが
本質なのだと思う。
こまめ 厳しいね(笑)。
でも みんなで 次のステップへ確実にあがってるよ!
伴走するからね🌱。
Comments