こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
Maroon5の チケットが当選して sooo happy desu!!
MC全部わかるんだろうか、英語だよね。
これから リスニング力 鍛えます(too lateかも)。
「だって 自分でやりたいんでしょ。」
Sくんは そう言っていたそうだ。
なにが 起きたか。
朝の会が終わり
自分の丸太椅子を 片づける時間となった。
Hくんが 自分でごろごろ転がしていると
Rくんが その丸太に 無言で手をかけた。
あぁ 助けてあげたいんだな、と
あたしたちは 理解はできる。
でも Hくんは 突然のことに
「あ、あぁぁぁ。」
という 声を漏らしたが
うまく伝えられずに 背中で泣いていた。
すると Sくんが
別の丸太を運んできた。
そして 冒頭に戻る。
「だって 自分でやりたいんでしょ。」
Hくんの気持ちを 受け入れてのことば。
もう ここにあたしたちは いらない。
先の Rくんは Sくんの弟だ。
今までのSくんなら Rくんのを奪って
Hくんに やらせていた感じもある。
でも Rくんの Hくんを助けてあげたい気持ちも尊重して
そのまま 運ばせてあげていたし
Hくんの 「自分でやりたい」という想いも汲んで
と思ったら 新たな丸太を出してきたんだろう。
常に 観察して 考えないと
できないことだ。
今日は Hくんに 挑戦の場が
何度も 用意されていた。
お次は 水筒をザックにしまう場面。
うまくしまえなくて 苦戦。
でも 困った感じもない。
ザックの準備ができた子は
遊びたくて うずうずしている気持ちを
走る
というかたちで 表す。
どんどんと みんな行ってしまう。
ひとり残された Hくんは
やっと 事態を飲み込む。
そして
泣く。
どうするのかな、と思い
Hくんから つかず離れずで 見ていると
広い場所に 遊びに出て行った
Sくんと Fくんが
またこちらへ戻ってきた。
遊び途中の ホースは持ったままだ。
でもなぜか こちらへ 来る。
すると まっすぐに Hくんのところへ行き
颯爽と ザックを持つと
Hくんに向かって 言った。
「Hは 歩いてきて。」
そして
あたしの横を
またしても 颯爽と 横切って行ってしまった。
まるであたしが 見えていないように。
あとで 聞いたら
「だって 泣いてる声が聞こえたから(行った)。」だそう。
Sくんは
人からの評価で 動いていない。
誉められるから、
誰かが 見てるから、
そんな 安っぽい動機じゃなく
ただただ
自分がやりたいから、
それだけで 動いているんだよなぁ。
それを ずーっと見ている
Fくん。
アニキの背中は 大きいね!
Sくんに 助けられ 調子よく遊んでいたHくん。
本日 3回目の試練が 来た。
「やって~!やって~!」
のオンパレードの Hくん。
もう疲れて 眠たさもあり
手も足も出ない
やる気も出ない Hくん。
今日は 10人の参加者。
あたしと はなちゃんだけでは
ひとりずつに
たくさんの時間をかけてあげられない。
まず 自分でやってみる、
ということを 伝え
チャレンジしてもらっている。
それでも できないことには
声をかけてね、と伝えている。
でも もはや何もしようとしない
Hくんの この状態だと
今 やる気を起こす、というタイミングではないな
と 思い
「Hが やろうという気持ちが今ないなら
お手伝いは できないなぁ。」
と あたしの方が根をあげた。
そこへ 救世主登場。
Sくんが 見かねて せっせと
おむつやズボンを 履かせ始めた。
黙々とやっていると
「ズボンは難しいから ずんずんがやって。」
と Sくん。
「ずんずんは さっきHにも言ったけど
Hが やろうとする気持ちがあるなら いっしょにできるけどなぁ。」
と言うと はっとした顔をした。
それから 「H、立って!足あげてみて!」
と 声をかけるようになった。
さっきまでは 無言で
やってあげる、
という状態だったけど
Hくんを 奮い立たせるような、
いっしょにやろうよ、というような 声掛けに変わった。
ほんの少しのことばで
だいじなことを 拾い上げて
自分なりに 前向きに行動していく この人はすごい。
着替えも 無事に終わり
さぁ 帰る時間、というときになって
本日 最終試練が。
とにかく 2歳は すぐに泣く(笑)。
しょうがない、
これが 彼らの 表現方法なんだから、
と思って見ていると
すでに Sくんが そばに立っている。
ザックを背負う前の支度がうまくいかず
少しだけ 支えてあげたり
腕の部分のねじれを 直してあげたりして
助けてあげていた。
そして 身を引いた。
「あとは できるでしょ。」
と言って 見ているのだ。
なんということでしょう、
Hくんができる ザックを背負って立つ、
という部分を
残してあげているではないか。
できる部分、というのは
ふだん見ていないと わからないはず。
できる部分を やってしまうことは
その人の力を奪うこと。
Sくんは そこまで理解している。
参りました。
よやく準備ができて
「できたー!!」
と言った Hくんに
(Sのおかげやんーーー!!!)
と突っ込みたくなったが
ふたりの いい顔見てると
そんなん どっちがどっちでも
いいんだな、と思った。
子どもって こころが広いなぁ。
ちっさいことを 考えてる自分に 反省。。
大きく考える。。。
がんばりまーーす!!
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