こんばんは。
「観察する」を大事に。
元特別支援学校教員、スタッフのはなです。
「どんぐりだ〜!」と、大興奮のこまめたち。
「ママのお土産にする〜」とせっせと集めたり、じっと観察したり。
もう秋はすぐそこまで迫っているのだなぁ。
室内から外を眺めるとまだまだ暑い夏にしか見えないけれど、外を歩くと五感を通じて季節の変化を感じることができるのだ。
どんぐりにいち早く気づいたのはやはり子どもたち。
細かいところに気づく、子どもたちの「観る」力は本当にすごい。
そういえば、今日の朝の会が終わって、読み終えた絵本をしまおうとしてびっくりしたことがあった。
さっきまで使っていたシートが畳まれて、私のザックにしまってあったのだ。
しかもチャックまで閉めてあった。(↓これは開けた後)
最年長Aちゃんが畳んでくれているのは見たが、まさかここまでやっていたとは。
「やっておいたよ!」「偉い?」と言う気持ちや言葉は何もない。
Aちゃんの心からの気遣いだ。
Hくんもいつも必ず私たちスタッフ2人分の水筒を渡してくれる。
自分が飲む前に。
一人で歩いていたRくんを見かけると、歩み寄っていったMちゃん。
「手繋ぐ?」と自然と手を繋いで歩き出した。
大人に見られていると恥ずかしがって行動を止めてしまうところはあるが、
逆に見れば、大人に褒められたいから、認められたいからやっているわけではないということ。
心が優しいんだよね。
Rくんの視野の広さにも驚かされた。
草が生い茂る道に苦戦していたSOくんに気づいたRくんは、遊んでいたにも関わらずこの状況を発見して駆け寄ったのだ。
そして、後ろを気にしながら先導してくれた。
言葉はなかったが、Rくんの顔や背中を見れば、Rくんの仲間を大切に想う気持ちが伝わってくる。
これだけはしゃいで遊んでいる中で、気づけるってすごいことだなあ。
Iちゃんもそうだった。
SOくんがくるりと向きを変えてみんなとは反対方向に歩き出すと、「あ、Sくんが行っちゃう!Sくーん!」と、遊びを中断してすぐに駆け寄っていた。
鋭い観察眼と広い視野をもった子どもたちの言動に驚かされることばかり。
どんな2学期になるのか、楽しみだ!
今日も素敵な時間をありがとう。
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