こんばんは。
子どもたちの 「自分でやろうとする意欲・力」を
引き出すサポートをする
元小学校教員の ずんずんです😊。
久保田利伸のライブ(静岡公演)も狙っているのですが
来週 抽選発表があるので
ドキドキしています♡。
ドルルルルル!!!
バリバリバリバリ!!!
何の音!?
どこ見てるの!?
じゃじゃーーーん!!!
これでしたーーー!!!
今日は 大規模な 消防隊の訓練らしく
あたしたちが 活動している畑の
すぐ真ん前の 競技場に
離着陸する、
と 消防隊員さんから教えてもらって
着替えやお弁当の 準備をしながら
そわそわと 待っていた。
ヘリコプターの音がするや否や
風圧で 飛ばされないように
お弁当のふたをして
シートの上に ザックを乗っけて
靴を履いたら
レッツゴー――!!!
ヘリは 思ったよりも
着陸するため
かなりの 低空飛行。
おなかが 近い!!
青空に映える 魚みたいにも見えた。
あたしたちスタッフも
ワ―キャー言って
大興奮!
風圧もすごく 葉っぱが ブワァァァ――と
吹っ飛んだ。
大興奮している あたしたち(大人)と
大きい 人たち。
でも 2歳さんとか 小さい人たちは
大きな音や 突風に
怖さや 不安を抱いたらしく
あたしの手を 無言で ぎゅっと握ってきた。
それに気づいた Sくんは
「怖い?」と 聞いてなだめてあげようとしたり
Kくんは 帽子が飛ばされそうになっていた Rくんの頭を
そっと 押さえてあげたりしていた。
なんてすてきな 心遣いが できるんだろう。
そんな お弁当時間に
やってきた 特大イベント。
さぁ またお弁当タイムに戻ろうか、
と言っても
一度 中断されてしまったので
子どもたちは なんだか 落ち着かない。
お弁当を残す、大きな声を出す、
準備や片付けに 気が向かない。
かなりの影響を受けたので
おかしくなっちゃうのも わかるが。。。
Tくんは 最後まで なんだか ふわふわとしていた。
お迎え時間ぎりぎりまで待って
声もかけ続けていたけど
本人が 気持ちが乗らないみたい。
なので
少しずつ 歩き出すことにした。
でも どんどんTくんと 距離がでてくると
みんな 足取りが重くなり
心配そうな顔をして 立ち止まる。
「Tは?」
の問いに
「自分で片付けをしてくるから
大丈夫。今日は先に行っていようか。」
その中で
ずっと 立ち止まっている Aちゃん。
「気になる?」
「うん。」
「Aちゃんは どうしたいの?」
「手ぇ つなぎたい。」
「じゃぁ なにかできそうなことある?」
「あっち(Tくんのところ) 行く。」
そう言って あたしの手をつかみ
Tくんのもとへ 歩き出した。
Tくんは
「なんで こっち来たの?」
と 強きに言いながらも 少しうれしそう。
Aちゃんは 言った。
「手ぇ つなご!」
「やだ!シート入んないんだもん!!」
ザックに うまく入れられないと
イライラしていたTくん。
「自分でできないときは どうしたらいいかな?」
に やっと
「手伝って。」と
言えた。
Aちゃんのおかげで ザックに荷物をまとめることができた。
そして Aちゃんが もう一度 言った。
「手ぇ つなご!」
そのときの顔が 忘れられない。
深刻じゃないし 神妙じゃないし
Tくんは できなくていいよ、大丈夫だよ、
みたいな 肝っ玉感があった。
手ぇ つなご、の一言の中に
それらが 全部含まれていたんだなぁ
と じーんとしちゃう。
いつもなかよしな ふたり。
でも なぜだか
無言で 歩き続けた。
ふたりは それぞれ
どんなことを 考えているんだろう。
それにしても
お迎え時刻から 15分ほど 経ってしまった💦。
ふたりの 親御さんに 申し訳ない!!
と 思いながら こまめ坂を上がっていくと
とっくに到着している 子どもたちが
走って降りてくる!!
「おかえりーーー!!!」
って言いながら。。。
さらには
さっきまで見えなかったけど
木の陰から
多くの親御さんたちが
ぞろぞろ お迎え場所にまた
出て来てくれるではないか!!!
えー だって15分前だよ、みんなが到着していたのは。
その時間 みんなで 待っててくれてたってこと!?
泣いちゃうじゃーーーん😢。
てか 泣きましたよ、あたしゃ。
あとから聞けば
先に到着した 子どもたちが
「TとAは あとから来るよ!」
とTくん母や Aちゃん母に 伝えてあげていたそうだ。
心配しないように、の
子どもたちの 配慮なんだろう。
それが しぜんとできる 子どもたち。
みんなが 到着するまで
待つことのできる 子どもたち。
そこでやっと 安心するんだろうなぁ。
2人が 到着すると
ぱっと 子どもたちも 散らばっていった。
そこまで 見守ってくれてありがとう。
なんて 言うんだろう、この気持ち。
小田和正じゃないけど
ことばに できない。
とにかく
全員そろって 「おかえり」ができること、
これが いちばんなのかもしれない。
ただいま🌱。
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